7○3×

今日、本屋へ行き、目的の本が無かったので立ち去ろうとした際に、ある本のタイトルが目に飛び込んで来た。


「ある本のタイトル」って、ぃゃまぁこの日記のタイトルでネタバレなんだが「ナナマルサンバツ(杉基イクラ)」という名のマンガ本。たぶんその本が平積みされ、カタカナの字面だけなら気付かずにそのままスルーしたかも知れない…実際一旦はその場を離れたんだが、背表紙に小さく書かれた「7○3×」という文字目の端で見た記憶が何処かに引っかかっていて、「ん?!」と引き返しちゃいましたよ。


そこに置いてあったのは第2巻。ここ数年愛好会とかにも顔を出してないのでクイズ関係の話題に疎く、この本が新しいのか?古いのか?それ以前にちゃんとしたクイズモノなのか?全く判らず手に取って見た。帯に書かれた「このマンガは面白い。○か×か?」という文言を見て買う気が半減するも、裏表紙に書かれた「早押しボード」「ベタ」などの単語から、それなりにはクイズっぽいマンガなんだろうと想像する。第1巻を見つけ裏表紙を見ると女キャラが「エクレア」と言ってる絵が載ってた。これに大いに悩まされるも、今までもクイズと名の付く本に、色々騙されて来たんで、もう一度くらい騙されてみるかぁと1、2巻同時購入。


帰って読んでみた。


今回も正直期待はしてなかったんだが…これはアリだな。


奥付を見ると「協力:セブンワンダーズ」とあった。あら納得。


当たり前のことなんだが、ちゃんと「クイズに答えていいのは〝解答権〟があるものだけだ リアクションをとる行為 ボタンを押すような仕草もマナー違反だ」と書かいていたので、他の問題文が羅列しているダケの問題集より、これからクイズを始めようとしている人には読んでもらいたいな。

そう、この漫画に書かれている様にクイズにはポイントというものがあり、問題文を聞いて「答えが確定できるポイントを探す」という行為もクイズの楽しさの一つである。……ん〜、他人より早いポイントで押せると嬉しいのは判るんだ! が、ボタンを持っていない(客席にいる)人間がソレ(ボタンを押すような仕草)をするべきではない、ってか、やってしまうと個人競技に水を差してしまうんだが、それを判ってないのか?「俺にとってはここがポイントなんだぜ」ってアピールなのか?マナーを守らない人間が結構いる(居た?)。前述の通り最近はクイズの場に顔を出してないんで変わって来ているのかもしれないが、セブンワンダーズの長戸勇人さんが「クイズは創造力」の中で「熊押し」「チュー押し」「エミュー押し」などと派手なボタンの押し方を紹介した頃は派手なアクションでアピールする連中がホント多く、辟易したのも今となっちゃ良い思い出?だね。




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